オートチェンジャー搭載PM2.5成分分析用サンプラ(MCAS-SJA)を開発
大気中浮遊粒子状物質の成分組成の把握に最適なサンプラ「MCAS-SJ」にフィルタを自動交換するオートチェンジャー機能(フィルタ自動交換機能)を搭載した「MCAS-SJA」を開発しました。
スリットジェットエアサンプラ(MCAS-SJA)
微小粒子状物質PM2.5の成分分析モニタリングでは、対象成分に応じたフィルタの選択と、24時間毎のフィルタ交換が必要となります。
本装置では、独立した2経路の分粒機構と、それぞれの経路にPM2.5を採取するフィルタのオートチェンジャー機能(フィルタ自動交換機能)を備えています。
これにより、質量濃度用試料と成分分析用試料が本装置1台で同時に採取できると共に、夜間や休日で立ち入りができない場所でも対応が可能となります。また、近接する複数地点の同時測定が少人数でも点検可能となります。
【MCAS-SJAに追加された主な機能】
・ オートチェンジャー機能(各経路にフィルタ4枚装填可能)
・ RFID※を活用した試料個別認証機能で、ラボ⇔現地間でのフィルタの一元管理が可能となり、取り違えなどの人為的なミスの防止
・ 携帯型データ通信システム(オプション機能)で、測定が順調に行われている状況や、不具合が発生した場合などにメールを送信することで、迅速な対応が可能
※RFID Radio Frequency Identificationの略。微小な無線チップにより物品等を識別・管理する仕組み。
本製品に関する詳細は下記パンフレットをご参照ください。
・MCAS-SJA(PDF)
【お問い合わせ先】
本製品に関するお問い合わせはお問い合わせフォーム、または下記担当までお気軽にお問い合わせください。
ムラタ計測器サービス株式会社
営業部 矢田部(やたべ)TEL:045-812-1811
開発課 小山(こやま) TEL:045-812-6411
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