ドローンによる上空気象観測
【ドローンによる上空気象観測】
ドローンに気象庁検定を取得した風向風速計、温度・湿度計、気圧計を搭載し、上空の任意の場所で高精度の気象観測を行うことが可能です。データの無線送信により、地上局でリアルタイムの気象データをモニタリング及びデータ記録します。
【主な用途】
- 風力発電施設等の風況調査
- 発電所等燃焼施設の大気拡散状況把握(逆転層の把握等)
- ロケット打ち上げ時の事前調査
- 天気予報の基礎データ収集
- 風力発電施設等の風況調査
- ビル周辺の風環境変化把握
- 風の影響を受けるスポーツ・レクリエーション時の上空風の状況確認
- 航空気象観測
【機体基本スペック】
- ACSL-PF2:株式会社自立制御システム研究所製
- 全長(プロペラ範囲):1,173mm
- 重量(バッテリ2本含む):7.07kg(機体本体3.8kg)
- 耐風速:10m/s
- 最大ペイロード:2.75kg
- 自律飛行機能搭載
【発表資料】
技術報文 :ドローンを活用した上層気象調査及び大気汚染調査の検証発行元 :一般社団法人日本環境測定分析協会
掲載雑誌名:環境と測定技術 No.4,Vol.47, 2020年