IoT環境モニタリングシステム EOS Logger
【IoT環境モニタリングシステム EOS Logger】
環境データをIoTでリアルタイムに遠隔監視することができる環境モニタリングシステムです。Environmental Observation Sensor Loggerの頭文字をとって通称「EOS Logger」と言います。小型センサによる風向、風速、気温、湿度、大気圧、PM2.5等のリアルタイムモニタリングのほか、暑さ指数(WBGT)を測定することで、夏季の熱中症対策にも有効なモニタリングシステムです。【EOS Loggerの用途】
1.IoT遠隔監視- さまざまな場面での熱中症対策(作業中やイベント中などの暑さ指数の確認)
- スマートシティプロジェクト(多くの項目を同時にモニタリング)
- ダイオキシン類、有害大気汚染物質
- 風力発電所アセスの騒音調査時
- 低周波音測定時
- 局所大気汚染調査時(PM2.5及び気象データ取得)
【EOS Loggerの特徴】
1.パソコン、スマートフォンによるリアルタイム監視2.IoTクラウドによる最新データ表示、グラフ表示、データダウンロード
3.軽量コンパクトで運搬や設置が容易
4.測定項目に応じて機種を選定可能
- EOS Logger – B:風向、風速、気温、湿度、大気圧
- EOS Logger – WP:風向、風速、気温、湿度、大気圧、暑さ指数(WBGT)、PM2.5
本格的な測定開始の前に試作品も製作可能です。ご相談ください。
6.レンタルにも対応(長期・短期)
リアルタイム監視画面(IoTクラウドサービス「Ambient」利用時)
(左:スマートフォン、右:パソコン)
【熱中症対策へのEOS Loggerの活用】
1.暑さ指数(WBGT)とは?暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)とは、人間の熱バランスに影響の大きい気温、湿度、輻射熱を考慮した、熱中症を予防することを目的とした指標です。下表は「日常生活に関する指針」です。この他にも労働環境や運動環境の指針として「作業者に関する指針」、「運動に関する指針」が公表されています。
暑さ指数(日常生活に関する指針)
2.暑さ指数(WBGT)のリアルタイムモニタリング
EOS Loggerでは、気温、湿度、黒球温度、気圧データをもとにWBGTを算出・表示します。現場作業時のリアルタイムな熱中症対策に有効なIoTモニタリングシステムです。
【EOS Loggerの仕様】
測定項目 | ●EOS Logger – B:風向、風速、気温、湿度、大気圧 ●EOS Logger – WP:風向、風速、気温、湿度、大気圧、暑さ指数(WBGT)、PM2.5 ※ガス状物質等、その他の項目についてはご相談ください。 ※GPS位置情報の記録にも対応(移動体にも対応、オプション) |
記録媒体 | SDカード |
記録間隔 | 10分 |
記録形式 | CSVファイル形式 風向風速:10分間平均値 気温、湿度、大気圧、WBGT、PM2.5:10分毎の瞬時値 |
通信 | IoT SIM、携帯キャリア回線を利用 |
サイズ | EOS Logger – B:180mm(W)×220mm(H)×110mm(D) EOS Logger – WP:180mm(W)×280mm(H)×110mm(D) ※一部突起は除く |
重量 | EOS Logger – B:1.3kg EOS Logger – WP:1.7kg ※風向風速計は除く |
消費電流 | 50mA/12V |
電源 | AC/DCアダプタ(AC100V)又は モバイルバッテリDC5V(オプション) DC12Vバッテリ(オプション) |
測定項目 | 性能 | |
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風向風速 | 測定方式 | 超音波方式 |
最小風速感度 | 0.12m/s | |
風速解像度 | 0.05m/s | |
風速測定範囲 | 0.12~40.0m/s | |
風向感度 | ±1.5° | |
風向分解能 | 1.0° | |
使用温度範囲 | -15~55℃ | |
センサ重量 | 100g | |
気温、湿度 | 動作温度範囲 | -40~125℃ |
温度精度 | ±0.2℃(0~90℃) | |
動作湿度 | 0~100%(RH) | |
湿度精度 | ±2%RH(0~100%RH) | |
大気圧 | 動作圧力 | 26~126kPa |
圧力精度 | ±0.02kPa | |
暑さ指数(WBGT) | 準拠規格 | JIS B 7922 クラス1.5準拠 |
測定範囲 | 0~60℃ |
※製品仕様は品質向上のため予告なく変更することがあります。
本製品に関する詳細は、下記パンフレットを参照ください。