当社が技術協力を行った細菌バイオエアロゾル研究の成果が公開されました
当社が技術協力を行った富山大学学術研究部理学系の田中大祐教授らの細菌バイオエアロゾル研究の成果が英国科学雑誌「Scientific Reports」において公開されました。
題目:Size resolved characteristics of urban and suburban bacterial bioaerosols in Japan as assessed by 16S rRNA amplicon sequencing
著者:田中大祐 (富山大学), 藤吉奏 (広島大学), 丸山史人 (広島大学), 後藤元志 (富山大学),小山慎一 (ムラタ計測器サービス), 金谷潤一 (富山県衛生研究所),磯部順子 (富山県衛生研究所), 綿引正則 (富山県衛生研究所), 酒徳昭宏 (富山大学),加賀谷重浩 (富山大学),中村省吾 (富山大学)
【富山大学のプレスリリース】
日本の都市域および郊外における細菌バイオエアロゾルの特徴を解明
本研究は富山大学学術研究部理学系の田中大祐教授、広島大学学術・社会連携室の藤吉 奏助教、丸山 史人教授らの研究グループによって行われ、日本の都市域および郊外における細菌バイオエアロゾルの特徴を明らかにしました。この中で当社は長年の微小粒子のサンプリング経験を活かし、横浜市内でのアンダーセンエアサンプラーを使用したサンプリング等の技術協力を行いました。
本研究は、屋外大気における細菌の群集構造(細菌叢)、多様性、粒径に関する特性と、ヒトの健康への潜在的な影響を評価する基盤となることが期待されます。